ベンリィ100km

やっぱ…つれえわ(記事終了)

 

町中トコトコバイクとして運用中のCD125T。

お買い物号としてはまあ悪いことはないです。重い以外は。

 

ですがこやつは長距離ツーリングもやってもらわんと困ります。そういうお約束です。

というわけで初めての片道40km弱ツーリングを敢行。自分で直したんでね、ベンチマークの意味合いもあります。

怖いですね♡

 

明らかに遠い

 

この日はかなり胃腸の調子が悪く何度も尻から汁を出しながらの最低ツーリングとなりました。

しかも登らねえ。

傾斜がキツくなると3速落としておっかないレベルで回さないと60km/hで登らない。

 

ツラすぎる!!!!!!!!

この辺が鬼門すぎる

 

到着。ベンリィより自分の調子が悪かった。

平坦な道であれば許容できるけど郊外の坂道がヤバすぎる。250ccマジで欲しい…

 

 

ベンリィ売って250cc買う?GF250直して乗っちゃう?

でもこいつ手元にあったら便利だしなあ~ベンリィだけに。爆笑

 

先生、俺死にたいんすよ

 

 

不定怪文書ゾーン

 

「姉さん、"あれ"手放したんですか!?」
顔馴染みと偶然コンビニの軒先で鉢合わせて開口一番に言われた言葉。

 

「"あれ"って何のこと?手放す単車なんてもう持ってないけど?」
心当たりしか無いが、"バレた?"なんて言っても面白くないのではぐらかす。
SRXに決まってるじゃないですか!この辺で角目のバイクなんてもう走ってないから目立ちますよ…」
「排気量違うかもよ?よく見た?」
私は往生際が悪い。決定打が来るまでは粘る。
買ってきた缶コーヒーを開けながら微妙な顔をする彼の次の一手を待つ。

 

「いや、ナンバー変わってませんでしたけど」
姉さん絶対バイク貸さないし…と、ため息交じりに放った言葉はこちらの詰みを確定させるのに十分だった。
「あぁ~、そうか…手放したよ。うん」

 

引き際も大切である。しらばっくれるにしても色々迂闊だった。

 

「結構気に入ってたじゃないですか、あれ。なんで急に手放したのか気になってたんすよね」
「やんごとなき事情があって…あ、店の話じゃないからね?」
店絡んでたらもう少し深刻な顔してるから分かるッス、なんて言うもんだから軽くどついた。
「ってて…暴力反対…その"やんごとなき事情"が気になるんすよ…!」
随分知りたがりだな…と思う反面彼の気持ちが理解できなくもなかった。
彼の中では私の乗っているバイクはこれ!というイメージが強かったのだろう。
実際軽くて取り回しが良かったのでよく乗っていた。
…1年ちょっと前の話だが。

 

「バイク廃車にした哀れな若者にあげたんだよ。店が回らなくなるからね…」
「店が…?あっ!?」
ここまでゲロってしまえば流石に多少の流れを理解してくれた。理解が早い彼くんで助かる。
でも"若者って言いましたけど姉さんそこまで年食って無いッスよね"とか風情の無いことを言ったので減点。

「でも良いんすか?廃車事故起こすような子にあれ渡しちゃって」
「いいのいいの。逆に"部品出ないから事故るなよ"って釘させるし、キャブは腐らないしで」

 

「…それ買い戻す気満々じゃないッスかあ」
だいぶ博打だけどね、なんて言って口をつけたコーヒーはすっかりぬるかった。